赤キップと青キップの違い

交通違反の時切られるキップには赤と青の2種類があります。この2種類のキップの違いは、「交通違反の程度の違い」「前科が付くかどうか」と言うことができます。

そもそも交通違反は犯罪行為であり、本来ならすべての違反について裁判により審理を受けなければなりません。
しかしそうすると検察や裁判所はパンクしてしまいますし、道路交通法の主目的は、交通違反者を裁くことではなく、交通違反を減らすことです。

そこで、交通違反のうち軽いものについては「反則行為」とし、期間内に反則金を納めれば裁判による審理を免除される制度があります。それを「交通反則通告制度」といいます。
青キップは、この制度の対象となる反則行為について交付されるもので、正式には「交通違反告知書」と言います。
交通違反告知書には反則金支払いのための書類(反則金仮納付書)が付いていて、これを使って期日以内に反則金を納めれば手続きは完了となります。

交通反則通告制度の対象外の重い反則行為は「非反則行為」と呼ばれ、赤キップ(交通切符)を切られる対象になります。
交通切符を切られた場合は交通裁判所に呼び出され、通常は略式裁判を受け、罰金を支払うことになります。
罰金刑は刑事上の罰則なので、前科が付くことになってしまいます。

なお、青キップを切られた際、反則金を支払わずにいると、やはり交通裁判所に呼び出されることになるので注意が必要です。

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